カザフスタン、産業用ヘンプの栽培を許可へ

カザフスタン、産業用ヘンプの栽培を許可へ

Photo by Andrey Olesko on Unsplash

カザフスタンでは、産業用ヘンプ(麻)の栽培が合法になります。この法案はすでに国会の下院で承認されました。内務省のアディロフ副大臣によると、すでに4つの企業にヘンプ栽培の許可が出されており、このヘンプは紙や布、建材などの製造に使われる予定です。一部の議員からは「ヘンプを育てることで、薬物目的の人たちが集まるのでは?」という心配の声もありましたが、アディロフ氏は「産業用ヘンプは、普通の大麻に比べて陶酔成分(THC)がごくわずかなので、薬物目的では使えない」と説明しています。

実際に、コスタナイ地域ではすでに1つの農場が産業用ヘンプの栽培と加工を始めています。ヘンプを紙に利用するというアイデア自体は10年以上前からありましたが、当時は政府が本格的に関わることはありませんでした。今回のプロジェクトは、政府が主導して進めており、麻薬の取り締まり機関がしっかり管理することで、安全に進められるようになっています。

ソース元:https://timesca.com/kazakhstan-to-permit-industrial-hemp-cultivation/