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イタリアとスイスの研究者たちが行った2025年の研究で、産業用ヘンプ(カンナビス・サティバ)から作られた特別な抽出液(CSE)が、皮膚の炎症を抑える効果があることがわかりました。この抽出液には、5%のCBD(カンナビジオール)と微量のTHCが含まれており、人の皮膚細胞に害を与えることなく、炎症を引き起こす物質の働きを抑えてくれます。
特に、CBDに加えて他の植物成分も含まれていることで、より強い効果が得られる「アントラージュ効果」が注目されています。この結果から、CBDを含む天然成分の組み合わせが、アトピー性皮膚炎やニキビなど、皮膚の炎症トラブルに対する新しい治療方法になる可能性が期待されています。