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ブラジルで行われた最近の大規模な研究で、CBD(カンナビジオール)という大麻由来の成分が、薬が効きにくいてんかんの発作を減らすのに役立つ可能性があることが分かりました。特に、子どもに多い「ドラベ症候群」や「レノックス・ガストー症候群」といった重いてんかんでは、普通の薬にCBDを追加することで、「3人に1人が発作の回数を半分以上減らすことができた」という結果が出ています。
ただし、CBDには眠くなったり、お腹がゆるくなったり、食欲がなくなったりといった副作用が出ることもあります。とくに量が多い場合には、肝臓に負担がかかることもあり、途中で治療をやめたり、量を減らす人もいました。CBDはてんかんに効果があると期待されていますが、安全に使うためには、医師の指導のもとで慎重に使うことが大切です。
ソース元:https://aepi.biomedcentral.com/articles/10.1186/s42494-024-00191-2