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オーストラリアのシドニー大学の研究で、大麻に含まれる成分「CBD(カンナビジオール)」が、お酒の飲みすぎを防ぐ効果があるかもしれないことがわかりました。マウスを使った実験では、CBDを与えたグループはそうでないグループに比べて、アルコールを飲む量が少なくなり、体内のアルコールの濃度も下がっていました。しかも、CBDを使ってもふらついたりすることはなく、数週間にわたって効果が続いたそうです。
ただし、これはまだマウスでの研究結果なので、人間でも同じように効果があるかどうかはこれからの課題です。研究チームは、CBDがどうして飲酒量を減らせるのか、正確な理由はまだ分かっていないとも話しています。とはいえ、将来的にCBDが「お酒の飲みすぎ防止」の助けになる可能性があるという、希望の持てる発見です。
ソース元:https://bpspubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bph.70070