医療用大麻はPTSDに対する「費用対効果の高い補助療法」であることが判明

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PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療としての医療用大麻に関する新しい研究によると、特に食用や経口薬などの「非花芽型」大麻製品は、PTSDの治療においてコスト効率の良い補助療法となる可能性があります。保険会社や医療支払い機関が標準的な治療と併せて大麻を補償対象にすることで、患者の治療費負担が軽減されるだけでなく、医療経済的にも有益であると示唆されています。研究は、非花芽型の大麻製品が特に費用対効果が高いことを強調しており、乾燥大麻(花芽型)は費用の面でやや劣るものの、一定割合の補償があれば依然として有効な選択肢になり得ると指摘しています。

ただし、この研究は大麻のすべての形態がPTSDに対して同じ効果を持つと仮定しており、今後の研究による詳細な検証が求められています。また、医療用大麻が他の薬剤(オピオイドや抗不安薬など)の代替となる可能性があることにも注目が集まっており、これが実現すればさらなる健康・経済的利益が期待されます。現在、多くの国や地域で医療大麻の研究が進んでおり、特に米国では軍人のPTSD治療としての大麻使用に関する臨床試験が進行中です。医療大麻の適切な使用と保険適用の可能性について、今後の政策決定や研究の進展が重要な鍵となるでしょう。

ソース元:https://link.springer.com/article/10.1007/s40261-025-01424-z