Photo by Honest Paws on Unsplash
カンナビジオール(CBD)は、大麻から抽出される精神作用のない成分で、抗炎症、鎮痛、免疫調節、抗けいれん作用などの健康効果が注目されています。最新の研究では、犬の末梢血単核細胞(PBMCs)に対するCBDの影響を調査したところ、炎症性サイトカインがCBDの濃度(5~30 µg/mL)に応じて減少することが分かりました。また、別の実験では、薬に反応しないてんかんを持つ5匹の犬に30日間CBDを併用したところ、有望な結果が得られました。
CBDが細胞生存率に与える影響が確認され、炎症性サイトカインを抑制する免疫調節効果が明らかになりました。これらの結果から、CBDは炎症やてんかんの治療において補助的な役割を果たす可能性が示されています。CBDは犬の炎症を抑え、免疫反応を調整する効果が期待される成分です。