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テキサス州のグレッグ・アボット知事は、州内でTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含むすべての製品を禁止する法案を拒否(拒否権発動)しました。この法案は、麻に由来する低濃度THC製品(例:デルタ8やデルタ9など)も対象とし、消費者やCBD関連企業に大きな影響を与える内容でした。知事は、既存の連邦法や州法で十分な規制がされているとして、新たな全面禁止には反対の立場を示しました。
この拒否により、テキサス州では今後も合法的に規定内のTHCを含む製品が販売・使用可能となります。CBD業界や利用者にとっては安心材料となった一方で、THCの影響を懸念する保守派からは批判の声も上がっています。今後もテキサス州での大麻関連法を巡る議論は続きそうです。