韓国で化粧品の材料としてCBD(カンナビジオール)を輸入しようとした会社が、「CBDは大麻の茎や根から作られていて、規制対象外だから合法だ」と主張して裁判を起こしました。最初の裁判では、この主張が認められ、輸入は問題ないと判断されました。
しかし2025年6月、韓国の最高裁はこの判断をくつがえし、「CBDはどの部位から作られていても、大麻と同じ成分なので違法」と結論づけました。つまり、たとえ茎や根から取ったCBDでも、それが大麻由来の成分である以上、韓国では法律で禁止されているということです。今後、CBDを合法にするには、国会で法律を変えるしかないと裁判所は伝えています。