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ブラジルで行われたこの研究では、パーキンソン病を模したラットに特別な形で加工(ナノエマルション)したカンナビジオール(CBD)を与えました。その結果、ラットの動きがよくなり、脳のダメージを示す物質も減ったことがわかりました。CBDをナノサイズの粒子にしたことで、体に吸収されやすくなり、効果が高まったと考えられています。
このことから、将来的にCBDを使った新しいパーキンソン病の治療法が期待できます。ただし、今のところはラットでの実験結果なので、人で安全かつ効果的に使えるかどうかはまだわかっていません。今後の研究や臨床試験でさらに詳しく調べる必要があります。
ソース元:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0014299925005023