マルタ、大麻合法化に逆風 におい苦情で使用者に警告文

マルタ、大麻合法化に逆風 におい苦情で使用者に警告文

Photo by Magdalena Smolnicka on Unsplash

マルタ政府は、2021年に嗜好用大麻の使用を合法化した欧州で最初の国となりました。しかし、2025年5月、合法化をめぐる法改正が行われ、隣人に不快なにおいを生じさせる行為に対し最大235ユーロの罰金を科す条項が導入されました。この施行に伴い、カンナビス規制当局が、においが「迷惑」として苦情を受けているとする居住者に対し、苦情の真偽を確認しないまま警告文を送付しています。

一方、警告文に対しては反対の声も上がっています。NGO「Releaf」はこの措置を「違法であり、カンナビス使用者への偏見を助長する」と批判。また警察委員長も、この法律は「事実上実施困難」であると指摘しています。自治体の当局は、利用者に対して「隣人の権利を尊重しつつ責任ある利用方法を促す」としつつも、苦情の裏付けなしに送られる警告通知が、使用者の家庭内のプライバシーに侵入しているとの反発を招いています。

ソース元:https://cannabisclinicsmalta.com/blogs/news/cannabis-laws-malta-2025-guide