CBDは生理痛の緩和に期待が持てる

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フェムケアコンシェルジュの木川誠子です。私はフェムケアとCBDは親和性が高いと考えていますが、そう話すと「何にいいの?」と聞かれることがあります。そのひとつは、生理痛の対策に期待が持てること。

生理痛はなぜ起こる?

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フェムケア領域の取材を約10年続けていくなかで、「生理痛はあるもの」と思っている女性が多い印象があります。それは、「自分自身もあるし、周りにいる友人たちも生理痛があると言っているから」と。

生理痛が起こる要因はさまざまですが、そのひとつに冷えがあります。“冷えは万病のもと”と言いますし、冷えがよくないことは周知されていると思います。ですが、なぜ身体が冷えていると生理痛が起こりやすくなるのかということは、あまり知られていないのではないでしょうか。

その理由は、プロスタグランジンというホルモンが過剰に分泌されるからです。そもそも生理が始まると分泌されているホルモンで、子宮を収縮させる作用があるとされています。具体的には、厚くなった子宮内膜を排出する役割。ですが、身体が冷えると血流が滞り、縮こまった血管を広げようとすることで、プロスタグランジンの分泌量が増加。必要以上に子宮を収縮させてしまうため、痛みにつながるといわれています。

CBDと痛みの関係

CBDは、エンドカンナビノイドシステム(ECS)を介して体内のバランスを調整することが知られています。ECSとは、体内に存在する生理機能の調整システムのことで、恒常性(ホメオスタシス)にも関係し、痛みや炎症、免疫、ストレス、睡眠などに影響を与えているとされています。

そして、CBDにはさまざまな作用が期待できることが、研究で分かってきています。そのなかで、生理痛に関係しているのは、主に抗炎症作用、鎮痛作用、筋弛緩作用です。

●抗炎症作用
炎症の引き金となる成分(シクロオキンシゲナーゼ-2)を抑制することで、プロスタグランジンの生成を抑える可能性があります。

●鎮痛作用
CBDがプロスタグランジンの生成を調整することで、鎮痛効果への期待が高まります。

●筋弛緩作用
子宮平滑筋(しきゅうへいかつきん)の過剰な収縮を抑えることで、痛みの軽減につながると考えられています。

痛みは我慢しない!やりすごさない!

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「生理痛は、生理期間を過ぎればおさまるから」と、我慢する、やりすごすこともあると思います。ですが、生理は月に1回のペースでやってきます。そのたびに痛みを感じるのは、身体にも気持ちにも負担が大きいです。

生理痛があるのが当たり前だと思わず、痛みの要因となるプロスタグランジンを過剰に分泌させないために、普段から温活を心掛けること。そして、市販の鎮痛剤の代わりに取り入れるイメージでCBD製品を活用するのもおすすめです。

(プロフィール)
フェムケアコンシェルジュ 木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には『株式会社k company』を設立し、その実践の場を創造・提供。また、10年以上の取材による知見と3000個以上のフェムケア製品を試した経験を活かしてメディア出演やセミナー講師など、多岐に渡って活動中。https://kcmpny.com/