医療用大麻が難治性てんかんの新たな希望に ― ウルグアイの子どもたちで効果を確認

医療用大麻が難治性てんかんの新たな希望に ― ウルグアイの子どもたちで効果を確認

Photo by Guillermo Vuljevas on Unsplash

先日発表されたこの研究は、ウルグアイで2021年から2024年に行われたもので、てんかんの発作が薬ではなかなか治まらない子どもや若者に、大麻から作られた医療用の製品を使って治療した効果を調べたものです。その結果、発作の回数が減ったり、軽くなったりするケースが多く見られ、副作用もあまり強くなく、安全性も確認されました。

研究チームは、このような医療用大麻が、これまで治療が難しかったてんかんの新しい選択肢になりうると考えています。ただし、もっと長い期間使ったときの影響など、今後さらに詳しい研究が必要です。この研究は、ウルグアイにおける医療用大麻の活用に向けた大きな一歩となります。

ソース元:http://www.scielo.edu.uy/scielo.php?pid=S1688-12492025000101203&script=sci_abstract&tlng=en