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イタリアで行われた最近の研究で、大麻からとれる成分「CBD(カンナビジオール)」が、薬が効きにくいタイプのてんかんを持つ子どもたちに効果があることが分かってきました。対象になったのは「レット症候群」や「CDKL5欠損症」といった珍しい病気を持つ27人の子どもたちで、1年以上にわたりCBDを飲んでもらいました。すると、3人に2人が発作の回数を半分以上減らすことができ、中には4人に1人以上が発作を75%以上も減らせたという結果になりました。
CBDによる副作用はそれほど多くなく、眠くなったり、少しイライラしたり、食欲が落ちるなどの軽いものがほとんどでした。2人だけが副作用のため治療をやめましたが、ほとんどの子どもたちは治療を続けることができました。さらに、保護者からは「子どもの集中力が上がった」「反応がよくなった」「よく眠れるようになった」「動きがスムーズになった」といったうれしい変化も多く聞かれました。この研究は小規模ではありますが、CBDがてんかんに悩む子どもたちの生活をより良くする可能性を示しています。
ソース元:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/epi4.70078
